ブライダルカメラマンがお勧めする演出5選〜ケーキカット〜
みなさん、こんにちは!
いつもPICNIKOのブログをご覧頂きありがとうございます!
今日はブライダルカメラマンがお勧めする演出の中でもケーキ入刀やその代わりとなる演出を紹介します。
今や結婚式の定番演出となったケーキ入刀。
ゲスト全員が新郎新婦を撮影する絶好のシャッターチャンスとなる演習のひとつです。
みなさんはケーキ入刀の由来をご存知ですか?
ケーキ入刀は、夫婦で行う初めての共同作業と言われており、ふたりで新しい未来を切り開くという意味が込められています。
また、結婚を祝福してくれるゲストへ幸せをおすそ分けするといった意味合いも。
その由来は、愛し合う男女がひとつのパンを分け合うことによって永遠の愛を誓ったという、ギリシャ神話によるとの説があり、将来食べるものに困らないようにという願いを込めて行うようになったというものもあるそうです。
そんなウェディングケーキは、イミテーションケーキと生ケーキの2種類があります。
イミテーションケーキとは、ケーキカット用に作られた食べられないウェディングケーキのことで、段々に高く積み重ねられたケーキは、ゴージャス感があって写真映えもし、憧れている方も多いのではないでしょうか。
生ケーキは、最近の主流となっているウェディングケーキです。
自由度が高く、ふたりの好きなイメージを表現し、オリジナリティ溢れるケーキを形にできます。
ケーキ入刀後は、ゲストにも分けて食べてもらえるのでまさに幸せのおすそ分けができるケーキです。
そんなケーキ入刀シーンでのブライダルカメラマンお勧め演出はこちらです。
- ファーストバイト
- サンクスバイト
- ラストバイト
- お手本バイト
- 〜番外編〜
- 鏡開き
1.ファーストバイト
ケーキ入刀の際の定番演出のひとつ。
新郎から新婦へのファーストバイトは「一生食べるものに困らせません」という意味が込められています。
夫として家庭を守っていくという誓いでもあるのです。
新婦から新郎へのファーストバイトは「一生美味しいものを作ります」という意味があります。
妻として夫を支えていくという献身的な誓いでもあり、お互いに幸せな家庭を築こうという決意が固くなりますね。
2.サンクスバイト
サンクスバイトには、幸せのおすそ分けの意味や、「今までありがとうございます」という感謝の意味があります。
両親や友人、お世話になった方へ、新郎新婦からウェディングケーキを食べさせる演出です。
例えば、新郎新婦それぞれのお母さんに出てきていただき、「今まで美味しいご飯を作ってくれてありがとう」の意味を込めたサプライズがお勧めです。
3.ラストバイト
ラストバイトは新郎新婦の両親が新郎新婦へケーキを食べさせることです。
子育ての卒業でもある結婚式にぴったりの演出。
食べ納め・養い納めという意味が込められています。
これまで過ごしてきた親子の思い出が思い出されて、感動の演出になります。
4.お手本バイト
お手本バイトはファーストバイトをする前に両親がケーキを食べさせ合うことです。
普段なかなか見ることのない両親の姿や仲の良さが見られてほっこりする演出になります。
まだまだ新米夫婦の新郎新婦が両親のような夫婦を目指していきます、という意味を込め、お手本を見せてもらう演出です。
〜番外編〜
5.鏡開き
最近注目を浴びている和装婚。
そんな時に、ケーキ入刀は衣装に合わないのでは…と悩んでいるプレ花嫁さんも多いのではないしょうか?
「鏡開き」は日本らしさを感じられると、高い人気を集めている演出のひとつで、特に和装の結婚式にぴったりです。
木槌の良い音が鳴り響く瞬間は、会場が「わっ!」と盛り上がります。
鏡開きには「ふたりの幸せな未来を切り開く」という意味が込められています。
「鏡」は円満を、「開く」は末広がりを表しており、お祝い事の席に用いられるようになりました。
先日PICNIKOでも鏡開きを行った結婚式の当日撮って出しエンドロールを担当しました!
おふたりともにお酒を呑むことが好き。
清酒の入った大樽を木槌で叩いて割り、清酒を振舞う鏡開きはぴったりの演出ですね。
仏前式を行ったので、白無垢から色打掛にお色直しされました。